空港警備 インタビュー | 全日警 求人サイト(新卒・中途社員・アルバイト)

2012年入社 国際線空港保安警備隊(空港警備) 2012年入社 国際線空港保安警備隊(空港警備)

目指すは先輩たちのように、後輩に頼りにされるリーダーです!

もっと英語を活用した仕事がしたい!

もっと英語を活用した仕事がしたい!

国際線空港保安警備隊は、空の玄関である空港の安全を支える役割を担っています。主な業務としては旅客ターミナルビルの防犯・防災業務、制限区域内への出入管理を行う施設警備、ハイジャック防止のための航空保安検査業務があります。航空保安検査業務に関しては、X線検査機や金属探知機を使い、航空機に搭乗するお客様の手荷物検査や、ボディチェックを行います。

航空保安検査のスタッフは約半数が女性で、女性の比率が高いのが特徴です。全日警は羽田空港、成田空港、中部空港、関西空港を始めとする日本各地の空港で警備業務を行っており、2012年に全日警に入社した私の配属は中部空港支社。高校・大学時代にアメリカで身に付けた英語力を活かし、国際線空港保安警備の現場で頑張ってきました。

アメリカから帰国後、ある会社に就職したのですが、もっと英語でコミュニケーションを取る仕事がしたいという思いが強くなり、求人を探して見つけたのが全日警の国際線空港保安警備隊の仕事です。希望していた通り、空港の業務では外国のお客様とお話しをする機会が多くなりました。自分のスキルを最大限に活かせる環境ですから、やはり仕事へのやりがいは大きいですね。

ただし、外国のお客様といっても、みなさんが英語を話すわけではありません。英語圏以外のお客様とのコミュニケーションでは、意思疎通を取ることの難しさを痛感することもしばしばです。言葉が上手く通じない中で、お客様がなにを伝えたいのかを理解することは難しいですし、それ以上に、こちらの思いをお客様に理解していただくのは本当に大変ですね。

過去の苦い経験を糧に成長。

過去の苦い経験を糧に成長。

英語圏ではないお客様との応対では、全日警に入社したばかりの頃に苦い経験があり、これは今でも忘れられない出来事になっています。あるお客様の持ち込み制限品について、当然ながらこの手荷物は機内に持ち込みできないことをお伝えしたのですが、なぜ持ち込めないのか、どうすれば機内に持ち込むことができるのかを上手く説明できず、お客様を不快な気分にさせてしまったのです。私自身も、お客様の不快な様子に落ち着きを失ってしまって、どう応対したら良いのか分からなくなってしまいました。そのとき、スッとフォローしてくれたのが隊長、副隊長を始めとする先輩方です。お客様に対して、ゆっくりとした言葉、落ち着いた雰囲気で話し掛け、しばらくするとお客様の表情が和らぎ始めました。

先輩方にとっても、お客様の言葉を完全に理解できることはないはずですが、落ち着いた物腰と笑顔は、お客様に安心感を与えていました。「さすが先輩だ」と感嘆するとともに、自分も一日でも早く先輩のようなお客様応対ができるようになりたいと、あらためて思いを強くした出来事でした。

この苦い経験を味わった後は、どんなときでも落ち着きを失わないように心掛けています。私が不安そうな表情で応対すれば、お客様にもその気持ちは伝わってしまいます。異国の地で、お客様に安心感を抱いていただけるような、そして、落ち着いた態度でしっかりお客様に納得していただけるようにしたいと思っています。

検査の際には、保安上の理由からお客様の大切な手荷物の一部を、任意の協力によって放棄していただくこともあります。お客様にもそれぞれの事情があり、大変心苦しいのですが、最も大事なことはお客様の安全です。お客様の理解と協力が得られるように丁寧な応対を心掛けながらも、堂々と厳格な態度で臨むことが必要になる業務でもあります。

先輩の大きな背中を追いかける毎日です。

先輩の大きな背中を追いかける毎日です。

先輩たちのフォローに助けられた自分が、2年目には班長の立場になりました。自身が班長の立場に立ってみて、いまさらながら先輩方の苦労、大変さを感じているところです。先輩方自身も相当に忙しかったはずなのに、私が資格のための勉強をしていると、親身になってどんなことも教えてくれました。いま振り返ると、本当に素晴らしい先輩スタッフに恵まれていたと思います。

私も班長になり、常に心掛けているのは後輩スタッフとのコミュニケーションなんです。自分の経験からも、後輩から先輩スタッフに気軽に声は掛けづらいものです。なので、積極的に私のほうからみんなに声を掛けるようにしています。これを繰り返していくうちに、後輩スタッフの性格もつかむことができますし、少しずつ後輩の方から声を掛けてくれるようになりました。

ただ、このコミュニケーションで調子に乗って指導までしてしまうと、後輩たちのモチベーションも下がってしまいますから、そうならないように注意はしています。みんながやる気を出せるような方法を、日々、自分なりに考えていますが、これがなかなか難しい。後輩のやる気を引き出すような方法を、自分のためにもしっかり身につけたいと思います。

班長という責任のある仕事を任され、今後の目標は先輩方のような頼りにされるリーダーになることです。入社間もない頃の私は、先輩たちの姿が近くにあるだけで、本当に安心して仕事ができたものです。精神的な支えだったのですね。私はまだまだその域には達していませんが、一日も早く後輩が頼りにするようなスタッフになりたいと思っています。今は毎日、先輩の大きな背中を追い掛けているところですね。

スキル・キャリアアップに最適の環境です。

スキル・キャリアアップに最適の環境です。

全日警の国際線空港保安警備隊のお仕事を少し紹介させていただきましたが、求人情報に興味を持っていただければ嬉しいですね。空港での仕事は、みなさんがイメージするより厳しい面があるかもしれません。例えば大型連休中は保安検査場がフル稼働するため、警備スタッフにはより正確で素早い判断力が必要になります。

今なにが求められていて、自分はなにをすべきなのか、繁忙期では特に臨機応変な対応が必要です。チームワークやフットワークの軽さが求められ、慣れないうちは戸惑うことも多いと思いますが、チーム全体であなたをしっかりとサポートします。語学を活かして活躍したい方など、どうぞ積極的にご応募ください。

全日警では人材育成への取り組みも積極的に行っており、さまざまな研修プログラム、さらにはキャリア支援制度があり、スキルアップやキャリアアップを目指す方にお勧めの環境です。警務職は隊員、班長、副隊長、隊長と4段階のキャリアステップがあり、現場でしっかり経験を積んだ後、昇進試験に合格することによって昇格することになります。

「警備員指導教育責任者」「空港保安警備業務検定」「防火(防災)管理教育担当者」「総合防犯設備士」など、警備業法、消防法などに関わるさまざまな資格について、取得奨励制度を設けるなど全日警は積極的なサポートを行っています。成長を望むスタッフにとっては、最高の環境を整えた企業と言えるでしょう。英語など語学のスキルを活用するにも最適の環境ですので、やる気にあふれる方のご応募をお待ちしています。

※記載内容は取材当時のものです。

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